「実物資産」とは?| 種類とメリットと投資視点でのオススメ
「実物資産って聞いたことがあるけど、何だろう?」
「実物資産を持っていると、何かメリットがあるの?」
「実物資産って、儲けられるものなの?」
今回の記事では、“実物”という割には実体をイマイチ掴みにくい、「実物資産の基本」をまとめてみました。
目次
「実物資産」とは、“形を持つ資産”のこと
ひと言で言うと、実物資産とは“形を持つ資産”のこと。「現物資産」という言い方もあります。
紙幣にも間違いなく、1,000円だったり5,000円だったり、決められた金額分の価値がありますが、これらは実物資産ではなく、実物資産には“それ自体に価値があるもの”が該当します。
「形があって、それ自体に価値があるもの……なんて、とてもたくさんあるのでは?」と思われた人は、正解です。
実物資産の範囲は非常に広く、その線引きも曖昧と言えば曖昧なので、ここで初めて実物資産について知った人も、すでに実物資産を有している可能性があるでしょう。
実物資産と対照的なのは「金融資産」
実物資産・現物資産と区別されているのが、「金融資産」です。
株式や外国通貨、預貯金やFXなど、特定の機関によって価値が定義・保証されていて、実体のない資産(※1)のことを指します
※1 別称:ペーパー資産。
実物資産の「種類」を分かりやすく紹介
実物資産・現物資産とは、それ自体に価値を有した、実体を持つ資産であることを先述しました。
考え方によっては、「自分の大切にしている物は全部現物資産!」というのも、決して間違いではないのかもしれません。
という訳で、実物資産のバリエーションはとても豊か。
以下では、実物資産を「1.貴金属」「2.土地・建物」、そして「3.コレクション」の3つに分類して、分かりやすくしてみました。
1.“貴金属”系の実物資産
- 金
- 銀
- プラチナ
- ダイヤモンド ……etc
実物資産として、1番イメージされやすいのが、これら貴金属系の実物資産。
はるか昔から、金が“富の象徴”であることからも分かるように、貴金属に属する実物資産は、資産価値が安定していることが特徴。
その代わりに投資性は低く、購入時よりも高い値段で売却をしない限り、利益は出ません。
2.“土地・建物”系の実物資産
- マンション
- アパート
- 太陽光発電機
- 一戸建て (マイホーム)
- 土地 (畑・山・森など) ……etc
“物自体に価値がある”だけでなく、所有者がうまく活用することによって、プラスアルファの利益が見込みやすいのが、これら土地・建物系の実物資産です。
広義的には油田もここに含まれそうですが、個人で所有することはおそらくありませんよね。
3.“コレクション”系の実物資産
- アンティークコイン
- クラシックカー
- 油画
- 皿
- ワイン
- ウィスキー
- スニーカー ……etc
実物資産の中でも、最もバリエーション豊かなのが、コレクション系の実物資産。
希少性・他のコレクターの金銭感覚、物の状態などが大きく影響するため、価値が安定しているとは言い難いです。
とはいえ、年月が経つほどにプレミア価値がつくことが多いコレクション系の実物資産には、ちょっとした浪漫を感じます。
投資的な意味合いは少なく、「資産価値のために集める」というよりは、「趣味として集めていた物に、結果として資産価値がついた」ケースのほうが多いようです。
長く整理していない押し入れや納戸、蔵に思いも寄らない実物資産が眠っているかもしれませんね。
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金融資産と比較した実物資産のメリット
預貯金や株などの金融資産と比較した場合の、実物資産を持つメリットは、国内外を問わず金融危機や景気変動があっても価値が急落しにくいことにあります。
もちろん実質は、影響が皆無ではないのですが、その実物資産が丸ごと無くならない限り、その資産が有する価値も、ゼロになることはありません。
実物資産が「安定資産」と呼ばれ、一部の資産家・投資家に注目されるのは、こうしたメリットがあるからでしょう。
金融資産、分かりやすく株式の場合。
価値を担保している発行元、すなわちその会社が倒産してしまったら、株式という形で持っている資産の価値はゼロになってしまいます。
実物資産のリスクは、天災や盗難などで実物が無くなり価値が消えること
もちろん、実物資産には実物資産なりのデメリット・リスクもあります。
1つは、土地・不動産系の実物資産に特に影響する、天災のリスク。
豪雨・大型台風・火事・地震など様々な災害により、実物資産が完全に倒壊・破損してしまうと、価値は限りなくゼロに近くなり、それを免れても修復までに費用・時間がかかります。
そして、貴金属系やコレクション系の実物資産に顕著なデメリットが、盗難・紛失のリスクの大きさ。
自己管理の徹底や、保管場所のセキュリティ強化をする必要があります。
運用・投資視点でのオススメは「純金積立」と「不動産投資」
「実物資産って、儲けることは可能なの?」と気になっている人が、とても多いようです。
結論から述べると、利益を継続して生み出す実物資産は存在しますが、金融資産(株・外貨など)ほどにはリターンは大きくありません。
それでも、実物資産の“安定性”を活かした積立や投資には、一考の価値があります。
特に運用・投資視点でオススメされることが多いのは、「純金積立」と「不動産投資」です。
「純金積立」の資産運用的メリット
金(インゴットなど)を、「現物購入」する場合の紛失・盗難リスクが避けられる方法として、一部の投資家から注目されているのが「純金積立」です。
信用できる運用業者を選ぶことが大前提ですが、その後は現物購入と違い紛失・盗難リスクが少ない面で安心できますし、月々決まった金額を預けるだけで金(きん)を保有でき、非常にラクです。
「純金積立」と「他の種類の積立」との違いは、やはり金の持つ価値の安定性にあるでしょう。
「不動産投資」の資産運用的メリット
売買差益(キャピタルゲイン)だけではなく、保有している間の継続した利益(インカムゲイン)が見込めることで代表的なのは、実物資産である「投資用不動産」を活用した不動産投資です。
実物そのものの価値のほかに、“家賃収入”や“生命保険代わり”、“正直不安が大きい年金の足し”など、プラスアルファの価値が大きく、さらに今は小口化もされていることから、長期的な資産形成を考えている人に向いているでしょう。
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【まとめ】金融資産と実物資産に分散して資産運用しよう
以上、実物資産・現物資産の種類とメリット、資産運用の視点からのオススメについてまとめました。
これから資産運用を始めるのであれば、実物資産と金融資産に分けて資産を持つこと、そして実物資産と金融資産それぞれの中でさらに分散させることが、リスクヘッジの観点からは推奨されます。
「どれか1つの資産運用方法で1つ大きなリターンを狙おう!」とは思わず、将来に備えていく気持ちで、コツコツ積み上げるような資産形成を目指しましょう。
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