【2020年も注目】不動産投資に役立つ雑誌5選 | 雑誌以外のオススメ情報源も紹介
スマホやタブレットの普及以降、世の中は“情報”で溢れかえっています。
その結果「雑誌」の情報源としての重要性は、昔よりもずっと低くなりました。廃刊・休刊になってしまった雑誌も少なくありませんよね。
しかし、雑誌が元々持つ高い“専門性”と、スマホ・タブレット(kindle含む)で雑誌を配信し向上した“携帯性”によって、今1度雑誌の価値は見つめ直されています。
これは不動産投資に関する雑誌についても、例外ではありません。
今回は「不動産投資で失敗したくない」、あるいは「ゆくゆくは事業家レベルまで不動産の知識を付けたい」という投資家に向けて、不動産投資・運用に役立つ雑誌を5つ厳選してご紹介します。
※取り上げている雑誌の情報は2019年12月現在のものです。各雑誌、予告なく休刊・廃刊になる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
目次
不動産投資を始める前から読みたいオススメ雑誌は『大家俱楽部』
画像引用:不動産経営賃貸博士
刊行ペース | 年4回 |
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値段 | 866円 (Amazon・新品在庫ありのもの) |
特徴・強み | ・不動産投資初心者でも読みやすい内容 ・自主管理向けの情報が豊富 |
「投資用不動産のオーナーなら知らない人はいない」と言われることがあるほど、不動産投資界隈で知名度が高い雑誌が、『大家倶楽部』です。
“空室対策事情”や“成功大家さんの体験談”など、不動産投資をしようかどうか迷っている層や、不動産投資の初心者層でも、理解しやすい情報が掲載されています。
傾向としては、『大家倶楽部』と名を付けているだけあって、物件の自主管理をする人(一棟アパートのオーナーなど)に向けた特集が多いようです。
1つネックなのは、入手の難しさ。大型書店でもAmazonなどの大手通販サイトでも『大家倶楽部』は品薄で、欲しいタイミングで必ずゲットできるとは限らないです。
そこで、『大家倶楽部』の最新号を確実に手元に置くなら、雑誌の発行元が開設している有料会員システム『博士.com』への入会がオススメ。
年会費は5,100円(税抜)と比較的手頃で、『大家倶楽部』が定期的に届く(=定期購読とほぼ同じイメージ)ほか、様々な特典がついていることが評価できます。
その特典とは、勉強会・フェアへの優先案内や、紙面に掲載していないぶんも合わせた大家さんへのアンケート結果の配布など。
不動産投資に関するフラットな知識も、リアルな体験談もまんべんなく仕入れることができる1冊が、この『大家倶楽部』なのでしょう。
“最初に選んでみる雑誌”として、『大家倶楽部』は非常に優れたものだと思います。
定番も意外も!?不動産投資を成功に導くための雑誌5選
先述した『大家倶楽部』以外にも、不動産投資・運用に役立つ雑誌はまだまだあります。
今記事では、上記5つの雑誌をピックアップ。以下、簡単にそれぞれの雑誌の特徴を、紹介していきます。
- 月刊プロパティマネジメント
- 週刊東洋経済
- 日経不動産マーケット情報
- 都心に住む by SUUMO
【1】月刊プロパティマネジメント
刊行ペース | 月1回 |
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値段 | 3,500円 (2019年12月号・税抜) |
特徴・強み | ・不動産や金融市場における専門性の高い情報 ・個人投資家だけでなく事業者も参考にする雑誌 |
不動産情勢はもちろん、金融・ビジネス関連の情報までが守備範囲、かつ極めて専門性の高い特集を組み続ける良雑誌が、『月刊プロパティマネジメント』。
- PM事業者総覧
- 不動産成長市場「青田買い」戦略
- 再評価される賃貸住宅投資
直近の『月刊プロパティマネジメント』で組まれた、メイン特集は上記の通り。
今現在、まったく不動産投資の知識がない人には、まだ敷居の高い内容かもしれません。
しかし、ゆくゆくは不動産運用に事業的に取り組む目標があるなら、『月刊プロパティマネジメント』は、早いうちから読んでおいて損はない雑誌でしょう。
実際に不動産事業者、すなわち“プロ”も『月刊プロパティマネジメント』を大いに参考にすると聞きます。
【2】週刊東洋経済
画像引用:週刊東洋経済
刊行ペース | 週1回 |
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値段 | 730円 (2019年12月14日号・税込) |
特徴・強み | ・高い分析力を持って組まれた現代社会の特集 ・ビジネスパーソンとして身になる情報が豊富 |
目まぐるしく変化する現代社会について、早く・そして深くメスを入れている雑誌が、『週刊東洋経済』です。
「早く情報を得るならネットニュースで十分では?」と思うかもしれません。
しかし『週刊東洋経済』は、ただ速報的に情報を伝えるのではなく、記者の高い分析力を持って、”1つの出来事”が何にどんな影響を及ぼすのかを、深堀りして組まれた特集が最大の強み。
ネットトップニュースやTwitterのトレンドで流し見する記事では、頭に入りづらい深い見解が『週刊東洋経済』を読むことで得られるでしょう。
「不動産投資家として……」というだけでなく、一流のビジネスパーソンになるための良き指導書であると思います。
【3】日経不動産マーケット情報
画像引用:日経不動産マーケット情報
刊行ペース | 年12回 (定期購読・月1回) |
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値段 | 198,000円 (1年の定期購読料・税込) |
特徴・強み | ・他の雑誌に類を見ない詳細なマーケット情報 ・成約賃料調査や市場分析など普通の雑誌には 載らない情報まで徹底カバー |
不動産投資に事業的に取り組む人、いわゆる“不動産投資の玄人”が読む1冊が『日経不動産マーケット情報』です。
『日経不動産マーケット情報』はその名の通り、不動産マーケットに関するあらゆる情報が網羅されており、他の媒体には載らない独自情報も多いことが特徴。
- 成約賃料調査
- アナリスト予測
- 地域開発情報
- 企業の移転計画 ……etc
こうした他の媒体では入手困難なミクロ情報まで、『日経不動産マーケット情報』はしっかりカバー。
年間購読料が198,000円(税込)と高いですが、不動産投資を事業的規模で運用している人にとっては、そのお金を払ってもあまりある情報が得られるようです。
【4】都心に住む by SUUMO
画像引用:都心に住む by SUUMO
刊行ペース | 偶数月 |
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値段 | 300円 (税込・2019年12月号) |
特徴・強み | ・入居者のニーズやライフスタイルが分析可能 ・東京都心部に特化した内容 |
東京23区内で不動産投資を行うなら、ぜひ1度読んでおきたいのが『都心に住む by SUUMO』という雑誌。
東京都心部に住む人が“どんな家を探しているのか”、あるいは“どんなライフスタイルをしているのか”を探るため=良い投資用不動産を選ぶための有力情報が多数盛り込まれています。
また、雑誌内に集められている情報は東京都心部に特化しているので、東京23区内で手堅く不動産投資を行っていきたい人、あるいは東京都心部の慎重にニーズを探っていきたい人の強い味方となり得ます。
偶数月の刊行で、1冊あたりの値段が300円前後と安いため、不動産投資の初心者でどんな雑誌が自分に合うのか分からない人でも、気軽に買いやすいでしょう。
雑誌”以外”にも重要な不動産投資の情報収集源
- メルマガ
- 参考書
- コラム
- ブログ
- セミナー
不動産投資・運用に関する情報収集方法は、もちろん雑誌だけではありません。
雑誌には“専門性の高い情報を、コンスタントかつボリューミーに得られる”というメリットがあります。
それで拾い切れない情報を、以下で紹介するような別の方法で集めることにより、不動産投資や資産運用に関する知識がより深まるのです。
【1】メールマガジン
メールマガジンへの登録は、不動産投資・運用に関する情報収集の鉄板。登録無料の『楽待新聞メルマガ』などが人気です。
情報がコンスタントに提供される点は雑誌と同じであるものの、メルマガの場合は“毎日配信”だってザラな頻度の高さが、雑誌に勝ります。
【2】参考書
情報の基本性・恒久性に優れるのは、雑誌よりも参考書です。
“最新”の不動産投資・運用に関する情報は、それに基づく新しい参考書が出版されないと得られませんが、秀逸な参考書に記載がある情報は、時代が多少動いても応用が利くものがほとんど。
ちなみに、同じ1冊であっても参照するたびに新たな発見があるのは、不動産投資家としての自分が成長した証拠であるとも言えます。
【3】コラム
情報の中身はメルマガと似ていますが、コラムはネット検索“だけ”で見ることが可能な媒体。
なかには「続きは会員になってから……」形式のコラムもありますが、無料で最後まで読めるコラムも多く、不動産投資・運用に関する情報を浅く・広く、そして好きな時に好きなだけ集めたい人にはピッタリです。
発信元が信用できる(専門家の意見や不動産販売会社・不動産管理会社の意見など)なら、コラムの信ぴょう性についても、特に大きな心配はなさそうです。
⇒ 価値ある不動産情報を提供する『グランヴァンタイム』のコラム一覧
【4】ブログ
投資用不動産の大家が、その体験談をリアルに綴ったブログ。
“その人の例をマネしても成功しない”ことは肝に銘じておかなくてはなりませんが、脚色がない(であろう)成功談や失敗談を、ケーススタディとして役立てることには大きな意味があります。
従来のブログサービスに加え、最近は「note」も流行していますから、より良い体験談を探しやすくなっている状況かも知れません。
【5】セミナー
「人から聞く情報が1番!」という人もいるくらいなので、やはりセミナーや勉強会などで専門家から正しい話を聞くことは大事なのでしょう。
自己流の情報収集に慣れていないうちは、見逃してしまう情報や間違って認識してしまう情報が、多くあるものです。
また、自分以外の不動産投資家(志望)と交流を図れるというメリットも、セミナー・勉強会に出かける大きな意義です。
まとめ
良い雑誌選びのポイントは、不動産オーナー向けや投資家向けの雑誌”以外”にも目を配ってみること。
賃貸住宅を探している人向けの情報誌や、一人暮らしのライフハック系の情報誌などは、入居者のニーズを探るために大いに役立ちます。
自分が普段から何気なく読んでいる雑誌だって、意識して読んでみれば不動産投資や資産運用に役立つことが書いてあるのかもしれません。
そして雑誌を読む”だけ”ではなく、使える情報収集方法はなるべく多く使って、多角的に不動産投資・運用に関する知識を深めていきたいところですね。
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