ラテマネー”何気なく使っているお金”を節約!ストレスにならない具体的な6つの方法
貯金しなきゃ、貯金しなきゃと思いつつも、なかなかお金が貯まらないという方は多いのではないでしょうか。
その原因は「ラテマネー」かもしれません。
ラテマネーとは、何気なく使っているお金のこと。
1回の支出は少なくても、積もり積もれば大きな出費となるという特徴があります。
本記事ではラテマネーの概念や、ラテマネーを節約する具体的な方法を解説します。
そんなに服も買ってないし、旅行も年に数回、家賃も安めの場所を選んでいるのに、お金が貯まらないという方は、ぜひ本記事をお読みください。
目次
ラテマネーとは、何気なく使っているお金のこと
ラテマネーとは、一言でいえば何気なく使っているお金のこと。
アメリカで人気の資産アドバイザー、デヴィット・バック氏が考案した言葉です。
バック氏は毎日なんとなくカフェに入ってコーヒーを飲んでいる言葉を指していますが、今日で使われているラテマネーはコーヒーに限りません。
例えばコンビニや自動販売機でのちょっとした買い物、飲み会のために緊急的にお金を下ろすATM手数料、惰性でなんとなく行く飲み会やママ友付き合い、なんとなくいくスーパーなどが挙げられます。
1つ1つを見ると小さな支出に見えますが、積もり積もることで大きな出費となるのです。
ラテマネーの節約はストレスになる?
減らしたいとは思うけど、ラテマネーの節約はストレスになるのでは?そう思う方も多いでしょう。
実際にやり方次第ではストレスになるでしょう。
例えば、これまで定期的に行っていた食事会を一切やめればストレスが溜まるでしょうし、コンビニのコーヒーが大好きな人にとって、一切のコーヒーをやめることはストレスになるでしょう。
要は、ラテマネーになりうる支出を完全に止めるのではなく、事前に予算を決めたり、回数を減らしたりなどの工夫をし、少しずつ節約していくことが重要なのです。
1週間や1ヶ月は完全な節約ができたけど、その後はストレスで元通りになってしまった、ということが起きれば節約の意味がなくなってしまいます。
大切なのは、少しずつでも良いので続けていくことです。
下記で具体的な方法を紹介します。
ラテマネーを節約する6つの方法
ラテマネーの節約は細かいと思われがちですが、実際に試してみると大きな効果を実感する方法です。
主なラテマネーの節約方法は下記の通り。
1.家計簿をつけてざっくりと支出の内訳を知る
2.マイボトルやインスタントコーヒーで飲み物代を削減
3.コンビニはプリペイドカードで一か月の予算を決める
4.飲み会や付き合いは厳選して行くようにする
5.買い物は買うものを決めてから行き、それ以外は買わない
6.ATMは手数料無料の銀行を利用する
下記より詳しく解説していきます。
(1)家計簿をつけてざっくりと支出の内訳を知る
家計簿をつけて大まかな支出を知ることはラテマネーの節約におすすめ。
1日の終わりにその日使ったお金を振り返り、記録します。毎日記録していると、無駄遣いを認識することができ、さらに日々の変動を把握することができます。
これにより、「ちょっと使ってしまった日は翌日は抑制しよう」「今日は使いすぎてしまったから反省しよう」という風に振り返ることができるのです。
毎日が苦手な人はレシートを残しておいて、1週間に1回まとめてつける方法もおすすめ。
かっちりと正確にする必要はないので、概要として掴むことが重要です。
(2)マイボトルやインスタントコーヒーで飲み物代を削減
毎日の飲み物代は大きな支出になります。例えば1日300円分飲み物を買うとして、1日単位でみるとそこまで大きな額ではありませんが、1ヶ月に換算すると、300円×30日で9000円の支出になります。
水筒などのマイボトルを活用することで、お茶や水などは自宅で準備できるため、節約につながるでしょう。
難しい方はコンビニで買うのをやめるという方法もあります。スーパーであれば、コンビニよりは安く購入できるためおすすめです。
(3)コンビニはプリペイドカードで一か月の予算を決める
なんとなく行ってしまうコンビニも要注意。
飲み物やお菓子、お酒などを日常的に買っていると、気づけば大きな支出だったということは往々にしてあります。
クレジットカードや現金は、知らず知らずのうちに支出してしまうため、事前にお金をチャージして使うプリペイドカードで管理することがおすすめ。
事前に予算を設定することで、それ以上の支出を無くすことができます。
コンビニ利用が多い方には、特におすすめの方法です。
(4)飲み会や付き合いは厳選して行くようにする
あまり乗り気ではないけど、いつもの習慣だからといって行っている飲み会や付き合いはないでしょうか。
前向きではない飲み会や付き合いは、後で後悔することも多く、あまり得るものがない印象。
そうした飲み会をなくすためにも、何でも参加するのではなく、厳選して参加するようにしましょう。
一回の飲み会代が約3000円だとして、週に2回行けば1ヶ月(4週)で約24000円、週に3回行けば約36000円もの支出になります。
なかなか断ることは難しいでしょうが、最初は3回に2回参加し、徐々に3回に1回参加するという風に変えていくことがおすすめです。
(5)買い物は買うものを決めてから行き、それ以外は買わない
買い物に行ったときに、ついつい関係ないものまで買ってしまうことはないでしょうか。
スーパーやコンビニは、人が物を購入したくなる仕組みが各所に散りばめられています。
そのため普通に買い物に行けば、ついついたくさん買ってしまうことも多々あるのです。
そこでおすすめなのは事前に購入するものをメモしてから行くこと。
こうすることで商品の目的地に最短ルートでいけるため、誘惑を少しでも減らすことができます。
また、空腹のときはたくさん買いやすいので、お水を飲んだり、軽食をとったりしてお腹を満たしてから買い物に行くこともおすすめです。
(6)ATMは手数料無料の銀行を利用する
ATM手数料を気にしたことはあるでしょうか。
時間外で利用した場合、お金を引き出すだけで110円〜330円ほどの手数料がかかります。
これらを減らすためにはネット銀行など、ATM手数料無料の銀行を選ぶようにしましょう。
飲み物やスーパーの買い物と同じで、一回の支出は少しでも、積み重なることで大きな損失になります。
銀行選びは慎重にし、自分に適した銀行はどこなのか、しっかり調べるようにしましょう。
まとめ
ラテマネーは普段何気なく使っているお金のことです。
”普段何気なく”というくらいですから、本人もなぜ使っているのか気づいていないケースも多い印象。
1回の支出は少ないけれども、回数が増えるにしたがって大きな支出となるのがラテマネーの怖いところです。
本記事で紹介したラテマネーの節約方法を生かして、どんどんお金が貯まるようになると幸いです。貯金は少しずつでも継続することが重要。
ぜひ今日から始めてみましょう!
効率的に節約をするには、固定費の節約もおすすめです。
自分に合った資産運用、見つけませんか?
「資産運用を始めてみたいけど、なんだか難しそう」
「今のお金の貯め方で大丈夫だろうか。なにか始めたいものの、なにがいいかわからない」
このような思いをお持ちの方は、グランヴァンとファイナンシャルプランナーが共同制作した「人生100年時代の資産運用ガイド」をご覧ください。
▼内容の一部
- 老後に2,000万円必要って本当?
- 貯蓄型保険は危険?
- 将来のためのお金を用意する低リスクな方法は?
資産運用や老後資金のアレコレを相談形式で解説しています。主要な資産運用術について網羅的に学べるガイドです。