アパート経営をはじめる人の勉強法 | 知識ゼロから投資をはじめるまでにすることとは?
アパート経営について勉強をしたいけど、どのように勉強を進めていけばいいかわからない。
はじめてアパート経営に挑戦するときはどう知識をつければいいのかわからず、壁に当たることが多いです。
そして不動産経営には正解がなく、自分の判断や対応が不動産経営を成功させるか、失敗させるかに大きく影響します。また問題やトラブルが発生したときには、自分の目的を叶えるために冷静な判断が求められます。
ですので自分の知識や情報を増やしておくことは、アパートやマンションを経営するうえで非常に大切です。
そこでこの記事では、これからアパート経営をはじめたい人が知っておきたい勉強方法や勉強の進め方、使える資格などを紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
初心者がアパート経営についてゼロから勉強するためのステップ
アパート経営について一から勉強をはじめる方は、以下のようなステップで進めましょう
- 本で体系的な知識を学ぶ
- 不動産投資会社の資料を読む
- 無料セミナーに参加してプロの話を聞く
- 先輩経営者の話を聞く
- 資格の勉強をする
【1】本で体系的な知識を学ぶ
アパート経営や投資などについてまったく知識がない方は、まず基本的な知識を身に着けることが大切です。
概念や体系などをはじめに把握しておくことで、細かな知識を理解しやすくなるからです。
たとえば初心者には、以下のような本がおすすめです。
初心者向けにやさしく解説してくれている本を読むことで、不動産投資がはじめての人でも体系的な知識を学ぶことができます。
「これ」以外にも初心者向けの本はたくさんありますので、自分が読み進めやすい本を探してみてください。
【2】不動産投資会社の資料を読む
不動産経営や投資について基本的な知識を習得したら、不動産投資会社に資料請求をしてみましょう。
はじめは本で全体的な知識を身に着けることが大切ですが、少し面白くないかもしれません。ですのである程度基礎的な知識を学んだら、より現実的な知識を習得するために不動産投資会社の資料を読むのがおすすめです。
請求した資料は会社によって書いてあることに違いがあるため、比較できてとても勉強になります。
ちなみに資料請求をすると、不動産投資会社から営業を受けることになります。
なかには怪しいセールストークをする方もいるかもしれませんので、過信しないようにしてください。
【3】セミナーに参加する
本や資料などで基本的な知識を身に着けたあとは、不動産投資会社などが主催するセミナーに参加しましょう。
素人が自力で得られる情報には限界があります。また他人やプロから直接教えてもらうことで、自分では分からなかったことがわかるかもしれません。
セミナーには無料のものや有料のものがありますが、どのような情報に価値があるのか分かりにくいと思いますので、まずは無料のセミナーに参加することをおすすめします。
【4】先輩経営者に話を聞く
可能であれば実際にアパートやマンションを経営している人に、直接話を聞いてみてください。
不動産投資会社が教えてくれないことや失敗談、実際にあったトラブルなどを聞くことができるかもしれません。
知人や友人でそのような人がいない場合は、不動産投資会社に紹介してもらえないか尋ねてみましょう。
【5】資格の勉強をする
アパートやマンション経営をする場合、資格は必要ありません。しかし資格を勉強しておくことで予備知識を学べます。
その結果、問題やトラブルが発生したときに何をすればいいのか自分で判断したり、スムーズに対応したりすることが可能です。
不動産経営に関連する資格はたくさんありますが、ここではおすすめの資格を3つ紹介します。
- 宅地建物取引士
- 賃貸不動産経営管理士
- 不動産実務検定
宅地建物取引士
宅地建物取引士は宅建とよばれている国家資格です。
宅地建物取引士には、不動産を買いたい人に物件情報や取引条件など重要事項を伝えるなど、サポートする役割があります。
不動産の取引は非常に高額になり、不当な契約などを結ぶと消費者が大きな不利益を被る可能性があります。そのため国が法律に基づいて、宅地建物取引士にしかできないことを定めているのです。
たとえばトラブルを防ぐために不動産の契約締結前に行う重要事項の説明は、宅地建物取引士にしかできません。
契約や不動産に関する法律など専門的なことを学ぶので、資格を持っていると不動産経営や投資で何か問題があったときに非常に役にたちます。
賃貸不動産経営管理士
賃貸不動産経営管理士は、
主に賃貸アパートやマンションなど賃貸住宅の管理に関する知識・技能・倫理観を持った専門家です。
引用:賃貸不動産経営管理士とは
この資格を取ることで、管理業務委託に関する契約や入居者募集、建物維持管理など不動産管理に関する実務について専門的な知識を身に着けることができます。
たとえば購入したアパートを、入居者に貸し出したあとの管理や対応がわかるようになるので、不動産経営で最も役に立ちます。
不動産実務検定
不動産実務検定は、旧称を大家検定と言います。こちらは不動産経営や投資をする人が知っておきたい、基礎的な知識についての資格です。
不動産投資について高度な技能を身につけ、安定した不動産投資や顧客にサービスを提供したい人にこの資格はおすすめです。
2級、1級、マスター認定とレベルが分かれているので、段階を経て知識・技能を身に着けていくことができます。
アパート経営の知識を得てから物件選定までに行うこと
上記で紹介した勉強を済ませたら、実際にアパート経営や投資を始めるために行動しましょう。
目的や目標を明確にして資金計画を立ててみる
老後資産の形成や節税対策など、まずはアパート経営をする目的と目標を決めて資金計画を立てます。
目的と目標をたてるのは、アパート経営の準備を進めるなかで適切な判断をするためです。
アパート経営では多額の資金を投資することになります。重要な決断を何度も行うので、とくに目的がブレていると当初手に入れたかったものを得られなくなります。
目的を明らかにしたら数字目標を決めて、いくら収益をあげるなど明確にします。それとともに自己資金はどれくらい投入するのか、ローンはいくらで組むのか、物件の利回りはどれくらいのものにするのか、など資金計画を立てていきます。
物件情報を集める
目的と目標を明らかにしたら、物件概要が掲載されている資料を使って実際の物件情報を集めます。
見るべきポイントは所在地、価格、利回り、築年数、構造の5つです。
これら以外にも見る部分はありますが、この5つは利益をあげられるかどうか、必要な融資をしてもらえるかどうかに関わってくるため非常に重要です。
セミナーに参加した不動産投資会社や物件情報の資料を請求して、自分の目的と目標を実現できる物件をいくつか出していきましょう。
現地に足を運ぶ
物件情報を集めて良さそうな不動産があれば、実際に見に行きましょう。
入居者が物件を選ぶとしたらその物件は周辺のアパートに比べて魅力的か、家賃は適性な価格か、建物の設備は老朽化していないかなど、現地に行くことでわかることは多いです。
資料だけでは分からなかったこともわかりますし、想像と違うこともでてきます。
その際、物件や周辺環境を見るだけでなく、地元の不動産屋を訪れることもおすすめです。自分の目で見るだけではわからない情報を得られるかもしれません。
まとめ
アパート経営に必要な勉強方法と流れ、勉強をしたあとにするべきことを解説しました。
アパート経営で失敗を避けて、成功するためにも知識や情報は積極的に学ぶようにしてください。
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