20代から不動産投資を始めることがオススメな理由

20代の不動産投資

 

近年、幅広い年齢層の方が不動産投資を行うようになり、20代で大家さんデビューされる方も増えてきました。

しかし、「本当にまだ仕事を始めたばかりで収入もそんなに高くないのに始められるのかな…」など、疑問や不安もありますよね。

 

今回は、20代の不動産投資の現状と、メリットやデメリット(注意点)を紹介していきます。

今、20代で不動産投資をしている人が増えている

“20代で不動産投資をしている人が本当に増えているかどうか”について、疑問に思われている方もいらっしゃるかもしれません。

そもそも年齢で制限されているものではありませんし、実は次のような要因で、年々若い大家さんが増えてきているのです。

 

  • 終身雇用の崩壊
  • 金利が安い=ローンが組みやすい
  • 利回りの高い貯蓄ができない
  • 投資商品の情報を集めやすくなった(ネットの普及)
  • 時代の流れ(流行)

昔は年収800万ほどなければ不動産ローンを組むことができませんでしたが、その審査は緩和されて年収400万程度でも融資を受けることが可能になりました。

20代から不動産投資を始める4つのメリット

メリット

【1】ローン返済が早く終わる

仮に、35年ローンを組む場合の完済年数は次のようになります。

 

  • 20歳 ⇒ 55歳
  • 40歳 ⇒ 75歳

この比較を見ていただくだけでも、早く始めるメリットは大きいことがお分かりになるかと思います。

 

さらに、それぞれが60歳になったときに利益がどの程度でているのかを、比較シミュレーションしてみると次のようになります。

 

【例】物件3000万円・35年ローン・月返済額9万・家賃9万円

20歳から始めた人

⇒ 55歳でローン完済しているので、60歳時点では月々の返済なし
⇒ 毎月9万円の家賃収入が、56歳から5年間続いていて540万円の利益

 

40歳から始めた人

⇒ 60歳時点でローン返済中で、75歳まであと15年返済が続く
⇒ 毎月9万円の家賃収入と、ローン返済額9万円が相殺

 

このように、40歳の人が75歳でローンを完済する頃には、20歳で始めた人はすでに20年分の家賃収入を得ていることが、お分かりいただけるかと思います。

【2】物件を増やせるチャンスが広がる

「都内の●棟・●室のマンションから収入を得ています」というような、大家さんの成功体験を目にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

とはいえ、複数の物件を運用したくても、いきなり取り組むのは難しいので、まずは1室から始める方が殆どです。

 

若いうちに不動産投資を始めることで、だんだんとバランスよく物件を増やしていくチャンスも広がります。

【3】労働収入に対してのリスク分散ができる

何事も1点集中させてしまうとリスクがつきまといます。

 

給与の投資先として、預金や保険だけではなく、不動産投資を入れておくことで、万が一のときのリスク分散につながります。

【4】老後の収入が増やしやすい

「公的年金だけでは苦しい」と言われている老後の収入。

年金を補うものとして長期保有に向き、安定収入を見込める不動産投資はピッタリです。

20代で不動産投資を始めるうえで注意しておくべき3つのこと

注意点

不動産投資はメリットもたくさんありますが、もちろんデメリットとなる注意点も存在します。

失敗を防ぐために、下記内容にもぜひ目を通しておいてくださいね。

【1】見た目の数字だけで物件を選ばない

不動産投資のポータルサイトなどを見ると、「年利●%!」や「今が買い時の高利回り物件!」など、物件による利益率が高いことが強調されている場合があります。

 

一見魅力的な数字に見えますが、こういった高利回り物件は「家賃設定が高すぎる」「地方の安い物件」など、失敗しやすい要因も多く含まれていますので、現実的な数値かどうかしっかり吟味することがおすすめです。

20代の方に限らず、不動産投資の初心者全てに注意していただきたい項目です。

【2】年収と将来計画から無理のない範囲できめる

20代で不動産投資を始める場合、将来設計とローン返済が無理なく両立できるかしっかり考えることが重要です。

 

例えば、「年収500万円で32歳で結婚、数年後に子ども… 」と考えたときに、いつ・どれくらいのお金がかかるかということを考え、そのための貯蓄も無理なくできるか考えておかなければなりません。

【3】自分で使うための住宅ローンの融資条件などが付く可能性がある

不動産投資ローンを組んだ場合、将来ご自身が住む住居を購入するための住宅ローンの融資に、上限などの条件が付いてしまう可能性があります。

 

マイホームを持ちたい方は、将来設計と同じく、いつ頃いくらくらいの家を持ちたいかも考えておくことがおすすめです。

20代で不動産投資が向いている人の職業・年収は?

いろいろな職業

ここでは、実際に不動産投資をしている20代の方がどんな方なのか、職業や年収、向き・不向きなどを紹介します。

不動産投資をしている20代に多い職業

  • 警察官
  • 消防職員
  • 自衛官
  • 看護師
  • 大手広告代理店
  • 保険の外交員

 

年収はいずれの職業も450万円程あると、ローン審査が通りやすく融資を受けやすくなります。

ただ頭金を少し入れることにより、それ以下でも借り入れ可能になることもあります。

そもそもなぜローンを組んだ方がいいのか?

ローンを組んで不動産投資を行うことを前提に話が進んでいることを疑問に思われている方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、現金一括で物件を買うこともできますが、多くの方がローンを組んで、不動産投資を始められるのが実情です。

 

というのは、ローンを有効活用して行う不動産投資は、借り入れた資金で利益を生み出す「レバレッジ効果」が期待できるからです。

ローンを組むことで、本来は買えるはずのない年収の何倍もの物件を購入し、運用できるというわけです。

そもそもローンの審査基準とは?

とはいえ、誰かれ構わずローンを組めるわけではなく、金融機関による審査があります。

審査では以下のような項目が見られていると言われています。

 

  • 勤続年数
  • 年収
  • 勤務先(資本金)
  • 預貯金
  • 借り入れ状況
  • 家族構成

上記に問題がなくても、過去にクレジットカード引き落としの延滞など、些細な滞納があった場合にも、審査に影響すると言われているので、普段から気をつけておきましょう。

不動産投資で銀行融資を受けるためのコツ|審査前に行う3つの準備

20代でも短期売買目的の人は不動産投資に向いていない

どんな人に向いているか、ローンのメリットなどを踏まえて紹介しましたが、「こんな人には不動産投資は向いていない!」というケースがあります。

それは、「短期で利益を上げたい」または「短期売買で儲けたい」と考えている人です。

 

不動産投資に「価値が上がりそうな土地・物件を買って、値上がりしたら売って儲けられるんじゃないか」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、そういった取引は一部のプロが行うものです。

サラリーマン大家さんの多くは、長期的に維持・運用し、将来的に安定収入を得る目的で不動産投資を行っています。

不動産投資は20代で始めた方が断然有利

20代から始める不動産投資について紹介しましたが、いかがでしたか?

「自分でも始められそう」と思われた方も、「まだ不安だな…」と思われている方も様々だと思います。

 

繰り返しになりますが、不動産投資は早く始めれば始めるほど、ローン返済が早く終わり家賃収入を得られる時期が早まり、老後の生活が変わります。

ですので、もし迷われているのであれば、まずはセミナーや説明会に参加するなど、とにかく一歩踏み出してみることがおすすめです。

 

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